近所にあった個人や小規模経営板金屋さんで中古車がお買い得かなと思い、プリウス中古車を実際に見に行くことにしたのですが、契約しなくてよかったと思う点が幾つかあったので、賢く中古車を買いたいあなたへ気になった点をまとめていきます。
知識のある車の営業マンかどうか
正規ディーラーの営業マンはある程度のノルマがあるので、色々と知識もある人が多くいますが(もちろん個人差があります)、個人経営や小規模板金屋でいて中古車を販売しているお店だと営業マンのキャリアや知識をしっかり見抜く必要があります。
車の営業マンは若い人でも構わない
正直年齢は問いません。ただ若くて知識がない人、年上でキャリアがあるのに最新の車についての情報が乏しい人もNGでしょう。
飛び込みで中古車を見に行く
飛び込みで中古車を見に行ってみましょう。販売員や営業マンなどの対応はどうでしょうか?
ガリバーのとある支店では、お茶出しのお姉さん評価
★1つ。
いらっしゃいませから、話し方が友達感覚であったことで、スタートからイラッとした。
営業マン1人目評価
★2つ。
ちょっと恰幅がよく見た目30代後半くらいだろうか、若干偉ぶった印象。
営業マン2人目評価
★3.5。
30代前半か20代後半くらい。爽やかな印象。受け答えもしっかりとしている。
この人とメールのやりとりをしていて、気持ちの良い対応でよし。
一方、近所のT板金屋さん評価
夕方に飛び込みで伺った際、メカニック(修理担当)のおじさんが対応してくださったのですが、
この方は素晴らしく、★5つ。
この車が来た経緯など、聞く前から話をしてくれたこと、次回試乗する際の予約についても即確認してくれた男性。
2日後の午前中に予約を入れた。
中古車営業マンの対応力・知識の評価
せっかく1日時間を与えたのにも関わらず、この若い営業マンは中古プリウスについて詳しくないと話す。
★1つ。
話し方もちょっとダラけたお兄ちゃんという感じ。
分からないことは分からないという点は、適当な話をされるよりもいいけれど、1日時間を与えているのにも関わらず情報収集をしていないことに残念な人材だったのです。
初日に伺った際、年配の男性が乗っていたということだったのに、2回目に試乗に来たときは年配の女性が乗っていたと話す。
きっと夫婦で乗っていたのかもしれませんが、その点どちらかが嘘をついているとしたら、と考えてもおかしくないし、キューブレーキを掛けた際の効きもイマイチだったけれど回生ブレーキだからそれは問題ではないという返答が来たのです。
回生ブレーキ?
回生ブレーキの注意点
2014年頃までのプリウスの中古車は、回生ブレーキの関係で急ブレーキを踏むと、今までのガソリンで走る車との違いが分かります。
またトヨタ、日産など他社で新中古車でも電気自動車を試乗すると分かりますが、ブレーキの効きが違うのです。
モーターとエンジンの切り替わりやABSとの関係など、感覚で言うと電車のブレーキのような止り方があります。
特に2010年などのプリウスなどリコール対象となっているため、中古車を購入する際は各メーカーのリコール情報も確認することです。
(2004年や2005年の古いモデルもご確認ください。)
中古車全体の状態からの判断
掃除をしたといっても、内装がクリーム系のためや元々農家の人が手に土を付けたまま色々車内を触っていたのか、なかなか美しくない手入れ状態なのと、
「掃除したんすけどね。」という営業マンの返答・・・。
中古プリウスと知識の低い営業マンの結果
後日のメールのやりとりでもパンチのない返答力やお勉強も一切してくれないということで、この中古車との契約には至りませんでした。
中古車選びはじっくりいたしましょう。